◆日本ハム3-1ロッテ◆
この試合、一塁での判定を巡って両監督から計3回のリクエストが行われ、いずれも判定が覆った。
一度目は三回表。ロッテ・加藤の遊撃へのゴロで、一塁がクロスプレーに。一塁塁審の橋本審判員はセーフと判定したが、栗山監督のリクエストでリプレー検証が行われた結果、アウトに覆った。
次は五回。日本ハム・近藤が放った遊撃へのゴロで、また一塁が際どいタイミングとなり、橋本審判員はセーフの判定。これに井口監督がリクエストし、アウトに覆った。
三度目は八回。山本の牽制で一走・中島が一瞬逆を突かれてクロスプレーに。橋本審判員はアウトと判定した。これに栗山監督がリクエストし、またしても判定が覆ってセーフとなった。
1試合で3度リクエストが成功するだけでも珍しいが、同じ審判の判定となるとさらに珍しい。橋本審判員はよほどコンディションが悪かったという事だろうか。
橋本審判は73年生まれの47歳。8月8日日本ハム-西武戦で二塁塁審を務め、通算1000試合出場を達成した。NPB審判員として史上131人目、現役では28人目。初出場は2005年4月4日、西武-ロッテの三塁塁審。ベテランだ。
文・写真/BBNEWS編集部