DeNA年間シート、閉幕後に返金 巨人は来季に振替も

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DeNAは26日、シーズンシートを購入した顧客に対し、無観客試合となった試合分の料金をシーズン終了後に返金すると発表した。今季は新型コロナウイルスのために試合数も減少、観客動員の開始も確定しておらず、入場料収入の激減は確実。その上にすでに受け取った年間予約席料金の返金という問題も待ち構えている。

横浜スタジアムの今季のシーズンシートは税抜きで9万~82万8000円。総数は5600席だが、昨年11月に完売している。平均20万円としても、およそ11億円の売上だ。今季はすでに試合数の削減が決まっているうえ、少なくとも7月上旬までは無観客試合のため観戦は不可、その後も観客同士の「社会的距離」を空けるために予約した自席での観戦は難しい状況が続くとみられ、年間シートでの「観戦可能」試合数が何試合になるか、見通しが立たない状況だ。

年間シートは隣り合った2席以上を購入されるケースも多く、観客入場解禁後も購入時に期待された観戦スタイルとは程遠い状態になると予想される。DeNAは「当初、皆様にご契約いただいた内容と大幅に異なる状況が予想される」とし、「本年度の契約について、どの様に対応すべきか社内で議論を進めております。別途、本年の対応方針について、ご連絡を差し上げる予定です」と契約者に告知している。試合数に応じた返金だけでなく、キャンセルの要望にも対応が迫られる。


一方、巨人戦の年間シートを販売する東京ドームは、すでに今季の購入者に対し、来季への振替を認めることを通知した。秋の収入は減少することになるが、返金額の圧縮や顧客のつなぎ止めには有効だろう。

また、巨人は今季から東京ドームバックネット裏後方2階コンコースに、グループ観戦ルーム「MASU SUITE(マススイート)」8室を新設し、シーズンシート購入者に販売した。10人部屋の63試合プランは2079万円。個室で料理付きのため、開始がいつになるか見通せない。

他の10球団も事情は同様。ようやく開幕が決まったが、頭の痛い問題が山積している。

文/BBNEWS編集部 写真/BBNEWS、巨人ホームページより

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