ガルシアまた7失点、中日時代とは別人に

阪神 ヤクルト

◆ヤクルト9-5阪神◆
ガルシアが3試合連続の7失点KOで阪神が大敗した。

ガルシアは立ち上がりから制球も球威も冴えない投球だった。初回に珍しく打線がつながって2点を先制した直後、大田、青木に連打を浴びた後、山田、バレンティンに連続四球で、一死も取れずに1点を献上。さらに雄平の内野ゴロで1点を失い、二死後には村上に3ランを浴びた。その後、投手の原にもヒットを打たれるなど、この回だけで打者10人に5安打2四球5失点で44球を投じた。

二回も一死から山田に三塁打を許し、バレンティンの四球後に雄平に適時打。ここでようやく矢野監督はガルシアをあきらめて守屋にスイッチした。結局、ガルシアは1回1/3を投げて7安打3四球7失点と散々な内容で、今季の防御率は19.29となった。

この結果を受け、矢野監督は「良くなりそうな兆しがない」とガルシアの抹消を決めた。それにしても、昨季中日で13勝を挙げた左腕が別人のような変り果て様だ。阪神は、四番候補だった新外国人のマルテもオープン戦中盤から体調不良やふくらはぎの張りなどを訴えて戦列から離脱したまま。外国人の管理能力に疑問を抱かざるを得ない。

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