阪神、“2番糸井”の奇策も空しく巨人戦開幕4連敗

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◆阪神4-12巨人◆
阪神が2番に初めて糸井を据えるなど、大勝した前日のオーダーを大幅に入れ替えて「菅野打ち」に挑んだが、守備の乱れもあって大敗を喫した。阪神の巨人戦開幕4連敗は1987年以来32年ぶり。

糸井が2番を打つのは阪神移籍後はもちろん初めてだが、オリックスでも無く、日ハム時代の09年以来、約10年ぶりだった。その糸井は今季初の猛打賞と気を吐いたが、いずれもランナーなしの場面での出塁で、一、六回は後続が打ち取られ、七回の一死二塁からの大山の中越二塁打では本塁で憤死と、得点にはつながらなかった。

阪神はメッセンジャーが小林の3ランや北條の連続失策などで4回0/3で6点を失う苦しい展開。七回にスタメンから外れていた木浪が菅野からプロ1号となる3ランを打ち、一時は3点差と詰め寄った。しかし、直後の八回表にも失策絡みで一挙6点を失い、試合が決まった。

矢野監督は「全部点になったんかな」と3つの失策を敗因に挙げ「反省して上手くなっていって改善していくしかないよね」と語った。

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