楽天・浅村栄斗が推定年俸5億円で契約を更改した。西武時代から据え置きの今季年俸2億1000万円から、2年目の来季は2億9000万円増の年俸5億円となる。年俸あたりの成績を示す単価=コスパはどうだったのか。
今季は打率.263、139安打33本塁打92打点。
139安打は1安打あたり151万円で、単価は年俸1億円以上で安打を放った60人中19位。
33本塁打は1本塁打あたり636万円で、単価は年俸1億円以上で本塁打を放った54人中6位。
92打点は1打点あたり228万円で、単価は年俸1億円以上で打点を挙げた60人中12位。
いずれも上位11-32%に入っており、優秀と言えるだろう。年俸5億円となる来季は、さらなる成績が求められる。
今季は途中まで四番が固定されない中で三番打者として、昨季6位の楽天をクライマックスシリーズ進出に導いた。ポストシーズンでは3試合で4本塁打。プレミア12では最終的に五番に入り、世界一となった。
ここ一番の勝負強さは頼りになる。コスパという数字だけでは、浅村の貢献度を測れないのも確かだ。