2選手コロナ感染のハンファ「隔離人数減らして」要求も却下

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2選手の新型コロナウイルス感染が判明し、二軍戦が中止に追い込まれた韓国プロ野球(KBO)ハンファ・イーグルスが、2人の濃厚接触者として隔離されている選手の特例除外を防疫当局に求めたが、却下された。

ハンファでは8月31日に二軍リハビリ組に居たシン・ジョンラク投手のコロナ感染が判明。これを受け、二軍選手全員を検査したところ、さらに1人の選手の陽性が確認され、現在は二軍選手を中心に50人が濃厚接触者として隔離を求められている。

隔離期間は今月11~13日まで。当然ながら二軍の試合は中止となるが、選手の入れ替えができないため、一軍の試合への影響も懸念されている。このため、球団は2日、所管の保健所に「もっと精査して選別し、隔離措置を解除できる選手は解除して欲しい」と特例措置を要求した。

これに対し、保健所は「疫学調査の結果に基づいて厳密に分類された濃厚接触者に例外を作ることはできない。球団も防疫指針を遵守しなければならない」と当然の回答。

ハンファは30日にシン・ジョンラク投手から体調不良を伝えられ、31日午前には陽性判定を把握していたが、KBOに伝えたのは31日の午後9時過ぎ。このため、30日の試合が予定通り行われたほか、シン・ジョンラク投手と濃厚接触者がいたLGツインズでは隔離措置が1日遅れてしまった。

KBOの新型コロナウイルス対応ガイドラインでは、コロナ感染者が出た場合は「直ちに」KBOに報告することを求めており、今回のハンファは、明らかに「アウト」。

ハンファ関係者は地元メディアに「KBOに報告するプロセスで不十分な点があったのは事実。今後、コロナ拡散防止に万全を期したい」と語っているが、自慢の「K防疫」を台無しにしかねない“緩い”対応には批判が強まっている。

日本では「1号」を産んでしまった関西某球団の対応の遅さが何かと批判されたが、抗体検査で陽性反応が出ていた選手2人を練習試合に出場させた関東某球団は「微陽性」で押し切った。NPBもコロナ対応マニュアルはKBOを参考にしたはずだが、運用は大きく違っている。

文/BBNEWS編集部 写真/instagramより

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