飲酒運転の姜正浩 大甘処分に世論反発、球団が追加制裁

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米パイレーツを解雇され、韓国プロ野球(KBO)への復帰を目指している姜正浩(カン・ジョンホ=33)に、KBOが下した1年間出場停止などの処分に対し、韓国世論が「処分が甘すぎる」と猛反発、球団が追加制裁を検討せざるを得ない事態となっている。

姜はパイレーツに所属していた2016年オフに韓国内で飲酒運転で物損事故を起こした上に現場から逃走、懲役8ヶ月執行猶予2年の判決を受けた。この年のシーズン中には米国内で白人女性に対する暴行事件を起こし警察の捜査を受けていた。

飲酒運転の影響もあって姜は2019年8月にパイレーツを解雇された。その後も、MLBへの復帰を目指して米国に残ってトレーニングを続けていたが、新型コロナウイルスのためにMLBの開幕が大幅に遅れ、各球団の経営状態が悪化する状況の中ですでに開幕を果たしているKBO復帰を決断。今月、KBOに「任意脱退解除」を申請した。

これを受け、KBOは飲酒ひき逃げ事件に「1年間の欠格とボランティア300時間」という処分を下したのだが、これにファンやメディアが猛批判を加えた。KBOの賞罰規定では、3回の飲酒運転で「欠格3年間」とされており、過去には一度の飲酒運転で引退に追い込まれた選手が複数いることに加え、立件されなかったとはいえ米国で婦女暴行事件を起こしていることにファンが厳しい目を向けたためだ。

飲酒運転に関する規定は2018年にできたため、「2016年に起こした姜に遡及して適応することはできない」というのがKBOの言い分だが、世論の納得は得られていない。

このため、姜が復帰するはずの古巣キウム・ヒーローズは、対処に苦慮している。韓国では、KBOの処分の上に球団が独自の追加処分を科して世論との“バランス”を取る事があり、気の早い韓国メディアは「追加で1年出場停止」「契約後にトレード」などと予想している。球団幹部は韓国メディアに対し、放出の可能性も「選択肢の一つ」としつつも、「姜の復帰話が出てから困り果てている。今後のことはまだ何も決まっていない」と話した。

文/BBNEWS編集部 写真/MLBサイトより

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