台湾プロ野球、観客入場許可2日目にまさかの空席

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8日から上限1000人で観客の入場を始めた台湾プロ野球(CPBL)だが、9日の試合では観客数が満席に届かないという“まさか”の事態が起きた。台湾では早くも球場内での「食事禁止が厳しすぎる」と見直しを求める声が起きている。

8日の試合は、台湾政府の「中央感染症指揮センター(中央流行疫情指揮中心)」も視察に訪れ、スタンドの密度や観客の行動を確認したうえで、入場の上限を早急に2000人に引き上げる方針を示し、各球団はさっそく2000人受け入れの準備に着手し、来週にも実現する方向になっている。ところが、9日の富邦ガーディアンズ―統一ライオンズ戦(新荘球場)では、週末にもかかわらず観客が958人と、まさかの定員割れになった。

原因と指摘されているのは、指揮センターが打ち出したスタンドでの飲食禁止。同センターは観客に感染中のマスク着用を義務付け、マスクを外さなければならない飲食は薬や水分補給の際を除いて禁止した。台湾メディアによると、8日の試合では少なくない観客が試合中に球場外に出て食事をし、再入場をしたという。

富邦の陳昭如副領隊(オーナー補佐)は、「観客数が2000人に増えてもすぐに対応はできる」としたうえで、飲食禁止を「3~4時間の試合では、あまりにも辛すぎる」と指摘し、せめて弁当程度の食事は認めるように要望している。

ちなみに、CPBLの昨季の平均入場者数は5826人。食事の問題だけでなく、新型コロナウイルスを警戒する“自粛心理”も影響していそうだ。

文/BBNEWS編集部 写真/CPBLTVより

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