韓国プロ野球開幕に海外メディア殺到 日米では生中継も

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5日に予定される韓国プロ野球(KBO)の開幕戦に、世界各国の主要メディアから取材申請が殺到している。米国、日本での生中継も決まり、“プロ野球ロス”に苦しむ日米野球ファンの空白を埋めることができるかが注目される。

韓国・聯合ニュースによると、5日予定される5試合のうち、ソウルの蚕室球場で行われるLGツインズ-斗山ベアーズ戦には日本テレビ、フジテレビ、NHKと中日新聞のほか、米ロサンゼルスタイムズ、CNA(シンガポール)、CCTV(中国)、サウスチャイナ・モーニングポスト(香港)が取材を申請。仁川の文鶴球場で行われるSKワイバーンズ-ハンファ・イーグルス戦には日本テレビとAP通信、ブルームバーグ、AFP通信、ロイター通信、アルジャジーラ、CNAなどが取材を申し入れている。地方球場も含め、海外メディアの申請件数は計17社、20件に上る。

そして、日本では今年立ち上がったばかりの配信サイト「SPOZONE」がKBOの生中継を行うことが決まった。5日から毎日1試合を生中継し、順次試合数を拡大していく方針だという。

一方、米国では当初、韓国側に無料での映像提供を要求して物議をかもしたESPNが有償で放映することを決めた。金額は「双方の合意で」非公表。10日までは1日1試合ずつの生中継、その後は時差を考慮して録画中継も行い、KBO関連ニュースやハイライト番組も配信する予定だという。

韓国では米野球ファンの8割が「韓国プロ野球を見る」と回答したという米メディアのネットアンケート結果が大きく取り上げられ、「韓国に世界が注目」「コロナを追い風にKスポーツがグローバルコンテンツに」といった景気の良い見出しが躍っている。

ただ、上記の米国のアンケートをよく見ると、「他に選択肢がないから見る」が40.45%、「何試合かは見るが、常に見たいとは思わない」が27.76%、「MLBが開幕してもKBOを見る」が13.95%と、「見る」と答えた人の大半が消極的理由。「質の低いゲームと知らない選手の試合は見たくない」と回答した人も17.83%いた。

世界的なコロナ禍の中で台湾に次いでリーグがスタートするKBOの開幕戦に注目が集まるのは当然だが、MLBやNPBの試合を見慣れた日米ファンの興味をどこまで引き付けられるかはまだ不透明だ。

文/BBNEWS編集部 写真/instagramより

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