韓国プロ野球(KBO)は30日に開いた賞罰委員会で、未成年者への強制わいせつ疑惑で物議を醸したロッテ・ジャイアンツのチ・ソンジュン捕手(26)に対し、72試合の出場停止処分を科した。
チ捕手は6月、未成年とみられる少女に、ツイッターで2人の関係を暴露されていた。KBOは野球規約第151条の「品位損傷行為」に当たるとして処分を決定、球団もこれを受け入れた。
チ捕手は昨オフにハンファ・イーグルスからトレードでロッテに移籍。今季の一軍出場は3試合で、8打数2安打2打点。チームが残り3試合となった時点で出場停止処分が解除されるが、チ捕手が今季復帰する可能性はほぼない。
球団は「今後、再発防止に万全を期したい」としている。
この日の賞罰委員会では、飲酒運転や球団内での暴力行為が明らかになったSKワイバーンズの二軍選手5人についても、10~30試合の出場停止処分を科した。この件についてKBOに報告しなかった球団に対しても2000万ウォン(約180万円)の制裁金を科した。
文/BBNEWS編集部 写真/球団HPより