韓国プロ野球の放映権は「無料」 米テレビ局の提示にKBO落胆

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5月5日に開幕を決めた韓国プロ野球(KBO)だが、海外での中継を計画する米スポーツ専門チャンネルESPNとの交渉が暗礁に乗り上げている。

聯合ニュースによると、ESPNはKBOの映像の海外での放映権を公開入札で獲得したが、米国内での中継についてKBOに交渉を求め、映像を無料で送るように要求してきたという。

当初、「韓国プロ野球が米国で中継されるのは良い事」と喜んでいたKBO側も、この要求には「韓国プロ野球を『無料コンテンツ』と認識している」と落胆。ESPNは映像を米国に送るための衛星の使用料や英語字幕の制作、それらに伴う人件費などもすべて韓国側の負担で行うよう求めているという。

放送開始後、広告やスポンサー契約で収益が上がれば、韓国側に一定の額を支払う用意はあるとしているものの、KBOは「交渉にならない」と態度を硬化させている。

映像を提供するのはKBOではなく、韓国国内で著作権を持つ個々の放送局など。KBOを世界に売り出すために損失を出してまで米国に配信するのは難しい状況だという。

まだ新型コロナウイルスが猛威を振るっている米国では現在、メジャーリーグの開幕日程も未定。早くても独立記念日(7月4日)前後が目安とされ、それまでスポーツチャンネルは深刻なコンテンツ不足だ。韓国にとってもKBOを売り込む絶好の機会であることは間違いないが、両者に妥協の余地はあるだろうか。

文/BBNEWS編集部 写真/instagramより

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