韓国プロ野球(KBO)が、首都圏で行われる試合が無観客試合に逆戻りすることになった。
15日に開かれた韓国中央災難安全対策本部の緊急会議で、ソウルと京畿道の感染防止対策が一段階引き上げられることになったため。韓国では15日午前0時までの24時間で新たな感染者が166人増加し、感染が急速に広がった3月の水準に近付いている。
無観客試合となるのは斗山ベアーズ、LGツインズ、キウム・ヒーローズ、KTウィズの4球団の本拠地。サッカーのKリーグも同様に首都圏での試合は無観客試合となる。
KBOは7月26日にスタジアムの収量人数の10%以下を上限とした有観客試合が可能となり、8月11日に上限が30%(KBOは25%で運用)に引き上げられたばかりだった。現時点では有観客試合再開のめどは提示されておらず、シーズン中は無観客試合が続く可能性もあり、各球団の財政状況が懸念されている。
文/BBNEWS編集部 写真/高尺スカイドーム