韓国がまた陰謀論展開「五輪野球は日本に有利」

ニュース 侍ジャパン・東京五輪

東京五輪の野球の大会ルールについて、韓国では「日本が優勝するために有利なルールを決めた」とする陰謀論が展開されている。

韓国メディア・KBSは12日、東京五輪のルールを「創造的に複雑」と批判したうえで、「開催国の日本が少しでも良い成績を上げるために緻密に計算したもの」と主張する記事を配信した。

東京五輪の野球は6チームで争うため、様々な敗者復活ルールが盛り込まれ、予選ラウンド最下位でもノックアウトステージに進めるほか、ノックアウトステージでは一度負けても優勝の可能性が残るなど、確かに複雑なトーナメント方式となっている。

KBSは、8チームで争った北京五輪が予選で4チームに絞り込み、4チームで単純な決勝トーナメントで優勝を決める方式だった事と比較し、東京五輪の手厚い「敗者復活制度」を強調。こうした方式は紛れが少なくなるために実力のあるチームが有利として「開催国であり、客観的に最も戦力が充実した日本のための方式と言っても過言はない」と指摘した。

さらに、同じ6チームで戦うソフトボールは予選リーグ1位と2位が決勝戦を戦う仕組みであることを「世界野球ソフトボール連盟(WBSC)という単一組織の下の野球とソフトボールは、同じ6つの国が出場するのに、試合方式が全く違う」と疑問視。ソフトボールの場合は日本と米国の実力が抜きんでているため、「(日本は)あえて安全装置をつける必要が無かった」と推測した。

記事は「一度も五輪野球で金メダルを取ったことがない日本としては奇妙な試合日程と批判を受けても、自分たちにできる限り有利な方向に競技方式を決定した」と断定したうえで、「こうした狙いが、実際の結果につながるかは未知数だ。野球のボールは丸く、どんな結果が出るかは誰も知ることができない」と結んでいる。

日本は公開競技だったロサンゼルス五輪で金メダルを獲得しているが、正式種目となってからは1996年アトランタ五輪の銀メダルが最高。これに対して韓国は2008年北京五輪で金メダルを獲得している。韓国が「北京方式」を望むのは理解できるが、敗者復活の恩恵を受けるのはどの国も平等。むしろ「捨て試合」を作れる事は選手層の薄いチームに有利にも見えるが、果たしてどうなるだろうか。

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