阪神“強力中継ぎ陣”崩壊?ジョンソン・ドリス流出危機

阪神 ストーブリーグ

阪神の今季のブルペンを支えた助っ人2人との交渉が難航している。ジョンソンとドリスとの交渉が保留者名簿提出期限の30日までにまとまらず、2人は自由契約となる見通しだ。

ジョンソンは1年目の今季58試合に登板して2勝3敗、リーグ2位の40ホールド、防御率1.38と抜群の安定感を発揮。メッセンジャー、ガルシア、藤浪ら期待の先発陣が“壊滅”した中でAクラス入りを果たした原動力だ。

ドリスも56試合登板で5勝4敗10ホールド19セーブ。不安定な制球や守備という欠点はありつつも、シーズン前半は守護神を務め、最終盤は早いイニングでもここぞという場面で投入された「欠かせないピース」だ。

ジョンソンにはメジャーが関心を示していると伝えられている。阪神は8月から残留交渉を続けてきたが、ここまで契約をまとめられなかった。流出の可能性が高そうだ。

一方、ドリスは今季終了後に帰国する際「タイガースは家族みたいな存在。ここでやりたい気持ちは強い」と言い残しており、条件さえ合えば昨年同様に自由契約からの再契約の可能性も残されている。阪神は「新四番候補」として米エンゼルスのボアを獲得しており、マルテと併用するならば外国人枠の問題が生じるため、ドリスはジョンソンの「結果待ち」となっている可能性もある。

今季、幾度となく「鉄壁リレー」を見せた阪神の救援陣は藤川が来季40歳、能見は41歳を迎える。岩崎優は勤続疲労で秋季キャンプを離脱、島本浩也も左ひじのクリーニング手術を受けた。今季終盤に中継ぎに転向したガルシアは計算できるが…。

こうした不安からか、フロントも米パドレスを自由契約になった牧田和久の獲得に乗り出したが、楽天にさらわれた。これでジョンソン、ドリスも流出となれば、リーグ1の防御率を誇った「鉄壁救援陣」は崩壊しかねない。

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