阪神入り目前、韓国打点王・サンズの気になる“古傷”

NPB(プロ野球) 阪神 ストーブリーグ

阪神入りが「最終局面」(谷元球団本部長)という今季の韓国プロ野球(KBO)打点王ジェリー・サンズ外野手(32)。KBOでの2シーズンの成績は申し分のないものだが、今季終盤には気になる姿を見せていた。

昨季途中からKBOに参戦したサンズは、193cm105kgで右投右打の32歳。1年目はわずか25試合の出場ながら12本塁打を放ち、打率も.314。ポストシーズンでも10試合で打率.316、3本塁打11打点と「大暴れ」してチームのプレーオフ進出に貢献した。

2年目の今季も、「飛ばないボール」が導入されたにもかかわらず139試合で28本塁打。打率.305、113打点で打点王に輝いている。守備でも再三強肩を見せており、KBOでの評価は非常に高い。

ただ、今季のポストシーズンでは43打数10安打、打率打率.233に終わり、期待された長打も出なかった。その理由は「右ひざの痛み」だ。シーズン終盤から右ひざを痛め、「スイングするときにバランスが乱れる」ため、ポストシーズンは注射を打ちながらプレーする状態だったという。痛みをこらえながら「誰よりも早く球場入りして最も遅くまで練習していた」と報じられているように、野球に対する姿勢は素晴らしいものがあり、いかにも矢野監督好みだ。

本人は韓国メディアの取材に対し「オフはひざを強化するトレーニングをしたい」と語っており、本人もひざを“弱点”と認識していたようだ。当初、契約更新を目指してサンズと交渉したキウム・ヒーローズも、ひざの状態は懸念しておりメディカルチェックを契約の条件としていたが、サンズはこれを受けずに帰国している。

果たして今オフのトレーニングで万全の状態に戻せるのだろうか。

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