阪神・鳥谷が代打で今季初打点、矢野監督「当たり前のスゴさ感じる」

阪神 ヤクルト

◆阪神10-3ヤクルト◆
今季限りで阪神を退団すると表明している鳥谷が、94打席目で今季初打点をマークした。

鳥谷が登場したのは8-3と5点リードの八回。二死一塁から投手のジョンソンの代打として打席に入った。ヤクルトの3番手・平井の5球目をレフト戦に。左翼・上田が打球処理をもたつく間に一走・梅野が懸命に走りホームへ。タイミング的にはアウトになってもおかしくなかったが、返球がそれてホームイン。鳥谷の初打点となった。

甲子園のスタンドでは、退団表明後、初の快打を見せた鳥谷の雄姿に涙ぐむファンの姿も見られた。

最終戦までの一軍帯同を明言し、好機での代打起用を続けてきた矢野監督は「いやもう言うことないですし、打撃フォームもちょっと変わったのかな?そういうところに鳥谷の探求心とか凄さがあるんじゃないですか。走るのも、試合に出ない時も試合前からそういう準備をやるのが当たり前の選手なので、当たり前のスゴさっていうのを感じてます」と、安どの表情を浮かべていた。

関連記事