◆ヤクルト3-9阪神◆
阪神・藤浪がプロ8年目で初の連投を1回無失点に抑え、“救援テスト”に合格、矢野監督は今後も中継ぎで起用することを明言した。
2-8と6点リードの八回に3番手として登板。先頭の代打・宮本を153キロの直球で詰まらせて遊直に打ち取ると、2人目の浜田には中前打を許したが、3人目の青木を遊併殺打に仕留めた。
26日に7年ぶりの中継ぎ登板で2回を投げており、これがプロ初の連投となったが、降板後は「途中からいく不慣れさはありましたが、精一杯投げることができました。秋山さんがつくってくれたいい空気の中でマウンドに上がれました」とコメントした。
試合後、矢野監督は今後の起用法について「中(中継ぎ)で使おうかなと思っています」と明言。「いろいろ台所事情が大変なので、そのなかで今いいと思うことを選択してやっていくなかの一つが晋太郎を中でやってみようかなと」と、新型コロナウイルス感染などのために壊滅状態にあるブルペン陣の立て直し役に藤浪を指名した。
26日は村上に被弾したものの2回2安打1失点、27日は1回1安打無失点で、課題の四死球はゼロ。2試合だけなので断定はできないが、先発時よりも安定感はある。スタミナは折り紙付きだけに、ハマれば威力を発揮しそうだが果たして…。
文・写真/BBNEWS編集部
◆藤浪晋太郎
背番号 19
カナ フジナミ・シンタロウ
出身校 大阪桐蔭
誕生日 1994年4月12日
年齢 26
血液型 A
身長 197
体重 100
所属履歴 大阪桐蔭(甲)
キャリア 8年
投打 右右
ドラフト年度 12
ドラフト順位 1
公式戦初出場 13年3月31日ヤクルト=神宮
年俸 6300万円
昨季年俸 8400万円
タイトル (振)15
家族 独身