阪神・矢野監督が初の“大山外し”も雨天中止、打線の“日替わり化”加速?

阪神

◆阪神―中日◆
阪神・矢野監督が29日の中日戦のスタメンから、今季初めて大山を外した。試合は結局グランドコンディションの不良で中止となったが、30日以降もベンチスタートとなる可能性がある。

ここまでチームで唯一の全試合先発出場を続けていたが、発表されたスタメンでは大山に代わり北條が「六番・三塁」に入っていた。

矢野監督は今季、大山を「育てるため」と105試合目まで四番で起用し続けた。8月10日に四番から降格させて以降も、先発起用は続けてきた。

大山の今季の成績は打率.262、12本塁打、68打点。四番としては物足りなくとも、貧打の阪神打線の中にあってはそこそこの数字だ。直近5試合の打率も.353と結果が出ていないわけでもなかった。

育てようとしたが、一向に四番らしくならない大山にさじを投げたのか、前日に代打起用に応えて安打で出塁した北條の勢いを買ったのか。矢野監督の真意は定かでないが、いずれにしても前半戦の四番固定は何だったのかというファンのボヤキが聞こえてきそうだ。

一方、本職・遊撃でも守備に不安のある11失策の北條を三塁で先発起用するにあたって、どれほどの準備があったのかも気になるところだ。この日は七番・右翼で中谷、八番・捕手で原口が先発予定だった。「打順も日替わり、守備位置も日替わり」は矢野采配の最大の特徴と言っていいが、得点は両リーグで最少、失策は両リーグで最多を記録していることと無関係ではないだろう。

矢野采配・唯一の聖域だった「四番」も「三塁」も聖域から外れた今後、阪神打線の「日替わりぶり」が加速する可能性もある。

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