阪神・梅野が補殺セ・リーグ記録更新、NPB記録には届く?

阪神 広島

◆広島3-2阪神◆
阪神・梅野が捕手としてシーズン110捕殺のセ・リーグ新記録を作った。

梅野は今季、「梅ちゃんバズーカ」で盗塁阻止率.338を誇り、小林(巨人)に次ぐリーグ2位。バント処理などでも機敏な動きを見せているのに加え、阪神投手陣の低めの球を体を張って止めるプレーで振り逃げを補殺するシーンも多い。その結果、15試合を残した時点で1971年の辻恭彦(阪神)、2001年の谷繫元信(横浜)の従来のリーグ記録109を抜いた。

プロ野球記録は1954年に土井垣武(東映)が記録した119。65年ぶりの記録更新も射程に入っている。

ただ、最近は秋山が先発の試合では原口が先発マスクを被るほか、矢野監督も前半戦ほど全幅の信頼を置いてはおらず、目先を変えるためか坂本にスタメンマスクを譲る日も。チームの成績が一進一退で5位中日に肉薄されている状況の中、果たして新記録達成となるだろうか。

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