阪神・梅野が国内FA権、オフは移籍に含み

NPB(プロ野球) スポーツ 阪神 ストーブリーグ 契約更改

阪神・梅野隆太郎捕手(29)が14日、国内FA権の取得条件を満たした。出場選手登録が7年に達した。昨オフに単年契約を結んだ際は、移籍を視野に入れていると明言している。

梅野は14日、「1年目からチームの戦力として少しでも力になれるようにと思い日々を過ごしてきて、その一日一日の積み重ねがあったからこそ今があると思う。今はチームの先頭に立って、キャッチャーとしてチームが勝つために、目の前の一試合を一生懸命頑張っていきたい」と球団を通じてコメントした。

一方、オフには移籍に意欲を示していた。1000万円増の年俸1億1000万円の単年契約でサインした際、FA権について問われ、こう答えた。
「チームとして優勝したいところも強いですし、野球人として最高峰が味わいたいというのはあります。来年、とにかくキャリアハイを出して、必要とされるものを作り上げて。必要とされる評価をもらえるところに関しては、この球団(阪神)も含めていろいろなところで考えていきたい」

20年まで3年連続でゴールデングラブ賞を受賞し、今季はリーグトップの得点圏打率.520をマーク。実力・人気ともにチームの柱の一人だ。今季から背番号「2」を背負い、フロントは残留を望んでいる。嶌村聡球団本部長は14日、「チームを引っ張ってくれる存在ですし、当然のことながら必要な戦力。この先もタイガースで頑張ってもらいたい気持ちはあります」と述べた。

それでも「流出」が起こり得る理由は、矢野監督の「推し」が梅野でなく坂本だから。コーチ時代から坂本を寵愛している。20年も開幕当初は「捕手ローテ制」を敷き坂本の先発機会を確保。9月に梅野がわき腹を痛めて離脱して以降は「西勇輝専属捕手」に格下げし、坂本を先発で起用することが多かった。ただ、今季はここまで梅野がスタメンマスクを被らなかったのは1試合のみ。矢野政権下でもようやく「正捕手」の座を手に入れた。

阪神・梅野「正捕手」剥奪?矢野監督「総合的に坂本」

捕手は経験が重要なポジションだけに、正捕手を育てるのは容易ではない。球界屈指の捕手・梅野の今オフの決断が注目される。

文・写真/BBNEWS編集部

◆梅野隆太郎
背番号 2
カナ ウメノ・リュウタロウ
出身校 福岡大
誕生日 1991年6月17日
年齢 29
血液型 A
身長 173
体重 75
所属履歴 福岡工大城東―福岡大
キャリア 8年
投打 右右
ドラフト年度 13
ドラフト順位 4
公式戦初出場 14年3月28日巨人=東京ドーム
年俸 1億1000万円
昨季年俸 1億円
タイトル (ゴ)18~20
家族 既婚

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