阪神・岩田「ファンがいなければ続けられてませんでした」引退挨拶

NPB(プロ野球) スポーツ 阪神

今季限りで引退する阪神・岩田の「引退セレモニー」が最終戦の中日戦終了後に行われた。

岩田は、「みなさんがいなければ、続けられてませんでした。本当に感謝しています」とファンに挨拶。その後、“正妻”梅野を相手に甲子園のマウンドから最後の投球を披露し、大きな拍手を浴びた。

【スピーチ全文】
今日はこのような盛大な引退セレモニーをご用意していただき、本当にありがとうございます。タイガース関係の皆さま、裏方のスタッフの皆さま、監督、コーチ、そしてチームメート、トレーナーのみなさん、本当にありがとうございました。

私は2005年にタイガースの方で、希望枠という形で、お世話になることになり、はや16年がたちました。その中で、入団会見の時に希望の星になりたい、1型糖尿病患者の希望の星になりたいという、思いを胸に頑張っていました。それが、ようやく形になったのが、3年目が終わったあと、4年目の2009年からです。

そこで、1型糖尿病患者を招待して、頑張ってる姿を見せられるように日々、努力してきました。その患者と会った時に、最初はやっぱり怖がってる顔をしてるんですけど、たくさん話すうちに、すごい笑顔になっていくのがとてもうれしくて。やっぱり、こういう活動をしていて、間違いじゃなかったなと、その時に思いました。

それが、もう12年続きました。タイガースの選手として、16年プレーさせていただきましたが、今年でユニホームを脱ぐことになりました。たくさんの声援をくれた、タイガースファンの皆さま、本当にありがとうございます。

僕一人では、ここまで長くやっていけるとは思ってませんでした。やはり、家族の存在があったからです。試合で抑えた時は、当然のようにニコニコして家に帰った時は、笑いながら「良かったね」って子どもからも言ってもらえたり。打たれて、負けて、ヘコんで帰ってる時も、すごいニコニコ、いい笑顔で、「また頑張ったらいいやん」っていう……。(絶句)ていう言葉に救われて、ここまでやってこられました。家族のみんな、ありがとう。

そして、こうやって寒い中、応援に来てくれるファンの方々も、僕にとっては、みんなビッグファミリーです。みなさんがいなければ、続けられてませんでした。本当に感謝しています。

まだ、チームはCSが残っていて、日本シリーズも可能性があるし、僕は行ってくれると信じてます。日本シリーズに行ってもらえるように、みなさんまだまだ熱い声援よろしくお願いします。本当に16年間、熱い応援ありがとうございました。

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