◆阪神7-6中日◆
阪神・マルテがベースコーチの制止も振り切る執念の走塁を見せた。
1点を追う六回、安打で出塁したマルテは、続く糸原の右中間への当たりで激走を見せた。
マルテが三塁に到達したところで三塁ベースコーチの藤本コーチが両手を広げて制止したが、マルテは構わず本塁へ。頭からホームに滑り込んだ。
ただ、タイミング的には中継の阿部が諦めてバックホームしなかったほど。藤本コーチがマルテの足を見くびり過ぎていたのかもしれない。
試合後、「同点のホームを踏むために必死だったよ。チームの勝利に貢献できてよかったよ」と語ったマルテ。新助っ人・ソラーテの加入に刺激を受けたのか、これまでになかった積極性を見せるようになった。