◆広島10-5阪神◆
阪神が新助っ人・ソラーテに振り回されている。
この日は「五番・二塁」で先発出場したが、二回に西川のゴロを処理する際に一塁へ悪送球。岩田はこれをきっかけにこの回2失点して降板した。
ここまで9試合に出場し、遊撃、二塁、左翼の3ポジションで起用されているが、早くも4失策。記録にはなっていないが、普通なら打ち取った当たりが安打になっているケースも多い。
矢野監督はソラーテが加入して以降、「ソラーテが来て、ベストの形がどうなのか」と連日のように守備・打線を組み替えているが、糸原が久々の遊撃に回って失策を犯したり、一番で起用された糸井が不用意な走塁死するなど、他の選手にも悪影響が出ている。
肝心の打撃はこの日も3打数無安打で、7月31日以降は17打数1安打とすっかりブレーキになっている。7月26日のド派手なデビュー戦、30日のサヨナラ弾など強烈な印象はあるが、打率は.200まで低下した。
当人は「慣れてはきている。次の試合からしっかりとやりたい」と陽気に語るが、残り試合数を考えれば悠長に構えてはいられないだろう。