阪神がまた守りのミスで4連敗

阪神 楽天

◆阪神3-5楽天◆
阪神がまた守りのミスが出て楽天に惜敗、連敗が4に伸びた。

初回に先制した直後だった。二回表一死一、二塁から、辰己の一塁ゴロを転送された遊撃・北條が一塁に悪送球、ボールが点々とする間に二塁走者のブラッシュが同点のホームを踏んだ。北條は16日の試合でも、平凡なゴロをファンブルして3失点につなげている。

そして、同点で迎えた八回にも微妙なプレーがあった。一死二、三塁からウィーラーの放ったライトファールゾーンへの大きな飛球を糸井がキャッチし、楽々と犠牲フライとなって決勝点を奪われた。このケースではファールは取るなという指示がベンチから出ていたというが、糸井は切れていくボールを追ってファールゾーンに1メートルほど入ってこれをキャッチしてしまった。際どい判断だったのかもしれないが、結果的には痛いキャッチとなった。

それにしても北條は遊撃手として25試合の出場で9個目の失策だ。出る試合もフル出場は多くないので、はっきり言って異常な数字だ。守備のミスには寛大な矢野監督の方針が、ここにきて競り負けることが増えてきた一因となっている。

関連記事