阪神、観客3593人…ついにファン離れ?

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お家騒動の影響か――。阪神甲子園球場の観客動員力に陰りが見えている。

阪神は10月から甲子園の観客数の上限を2万人余りに引き上げたが、2万人を超えたのは3、4日の巨人戦のみ。その後は、土日は1万人台後半を集めるものの、平日は苦戦している。そして、19日のヤクルト戦ではついに3593人にまで落ち込んだ。この日は雨天中止となった17日の代替開催で、発売が18日という事情はあったにせよ、寂しすぎる数字だ。

ただ、観客上限の引き上げは阪神にとっては実に間の悪いタイミングだった。政府が9月11日にプロ野球などのイベントの入場人員をそれまでの5000人から「収容人数の50%」に緩和したことを受け、阪神は9月後半の主催試合から上限を1万人に引き上げ、10月から2万人超とすることを決めた。当時はまだかろうじて優勝を争う位置にいたため、「連日2万人の超満員」も予想された。

しかし、9月下旬に新型コロナウイルスの集団感染が発生、主力がゴッソリと抜ける事態となり、10月2~5日の対巨人4連戦を2勝2敗で終えた事で事実上の「終戦」。その後は相次ぐコロナ禍の責任を取って揚塩球団社長が辞任、チーム内の反主流派のリークで矢野監督の「ルール破り会食」が暴露されるなど、ゴタゴタ続き。


コロナ禍の副産物で「セットアッパー・藤浪」という新たなスターは誕生したが、チームの頽勢は立て直せず、中日に2位の座を奪われてAクラスを守れるかも微妙な状況となっている。

そんな中で迎えたヤクルトとの連戦。18日の日曜日は1万7000人超を集めたが、3連戦トータルでは、営業サイドの期待には遠く及ばない結果となった。

20日の広島戦も、19日夜時点で全席種に空席がある状態。11月10日の藤川球児の引退試合を除けば、満員が見込める試合は見当たらない。個人タイトルを狙える大山、近本、スアレスや、球団最速・藤浪らの活躍で、どこまで盛り上げることができるだろうか。

■10月の甲子園球場の観客動員数■
1日(木)対中日 8091人
2日(金)対巨人 1万5109人
3日(土)対巨人 2万0064人
4日(日)対巨人 2万0904人
5日(月)対巨人 1万4076人
10日(土)対DeNA 1万8569人
11日(日)対DeNA 1万9274人
16日(金)対ヤクルト 1万1605人
18日(日)対ヤクルト 1万7461人
19日(月)対ヤクルト 3593人

文・写真/BBNEWS編集部

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