鈴木大地×益田直也 ロッテ同期対決

NPB(プロ野球) スポーツ ロッテ 楽天

◆楽天5-8ロッテ◆
楽天・鈴木大地とロッテ益田直也。同期入団の2人による「親友対決」が実現した。

九回裏、ロッテは5点リードして抑えの益田がマウンドへ。安打と三塁打、ゴロなどで2点が入り二死走者無しで鈴木が打席に入った。

初球は外角への146キロストレートをファウルし、真ん中低めに得意のシンカーが外れた。最後は外角へ145キロストレートを投げ込み、ボテボテの二ゴロ。益田に軍配が上がった。

同学年の2人は11年ドラフトでロッテに入団した。3球団が競合した現巨人の藤岡が1位で、2位は現DeNA職員の中後。3位が藤岡の東洋大の同期・鈴木、4位が益田だった。

藤岡は菅野を倒して大学日本一になったドラフトの目玉で、変則左腕の中後は外れ一位に予定されていた。鈴木は大学日本代表の主将ながら、走攻守に目立った強みはなく、藤岡とセットで指名されたというのが実情。大学から投手になった益田は無名に近い存在だった。

藤岡と中後は退団したが、鈴木と益田はロッテで8年間、ともに戦った。鈴木はキャプテンと選手会長を務めるチームリーダー。1年目に新人王に輝いた益田は中継ぎを経て抑えとなり、2人とも昨季、FA権を取得した。

鈴木は複数ポジションを守れ、犠飛や進塁打を打てる選手として。益田はパ・リーグを代表する抑えの一人として、権利を行使するか注目された。

オフ、2人は行使について、何度も話し合った。「ファスティング」をしに東北へ泊まりがけで出かけた際、益田は鈴木にロッテに残留する意思を伝え、一緒に戦いたいと訴えたが、レギュラーとして勝負したい鈴木は移籍を決断。益田に最初に伝えた。

楽天と巨人が争奪戦を繰り広げた鈴木に対し、「ロッテで優勝したい」と残留した益田。チームメイトからライバルへと関係が変わった2人の物語は続く。

文・写真/BBNEWS編集部
◆鈴木大地
背番号 7
カナ スズキ・ダイチ
出身校 東洋大
誕生日 1989年8月18日
年齢 30
血液型 O
身長 175
体重 79
所属履歴 桐蔭学園―東洋大―ロッテ
キャリア 9年
投打 右左
ドラフト年度 11
ドラフト順位 3
公式戦初出場 12年6月2日中日=QVC
年俸 1億円
昨季年俸 1億円
タイトル (ベ)13、16(ゴ)17
家族 既婚

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