金髪ニキ逮捕 オリックス損害賠償請求は困難?

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金髪のあの人…。オリックス戦の約1800席を1人で予約したのに入金せず、球団側にキャンセルさせたとして、大阪府警西署が11日、業務妨害の疑いで、神戸市東灘区の無職柴村喜芳容疑者(41)を逮捕した。怒れるオリックスは、損害賠償請求は出来るのか。

逮捕容疑は昨年9月10日、オリックスの公式チケット予約サイトから、同月28、29日の京セラドームでのソフトバンク戦の計約1800席(1085万円相当)を予約したが入金せず、球団側にキャンセル手続きをさせて業務を妨害した疑い。

柴村容疑者は「金髪ニキ」「金豚」として知られる。金髪でプロ野球や高校野球の試合でしばしば前の方の目立つ位置で観戦してテレビに映ることから、ファンの間では有名だった。
「周りに人がいない状態で快適に観戦したかった」「(テレビに1人で映って)目立ちたかった」という。

周囲に他の客がいない状況で試合を見るため、偽名などを使って大量の席を予約したとみられる。似た名前での予約が多くあることを不審に思った球団側が昨年、署に相談した。別の試合でも同様の行為を繰り返していたとみて捜査する。

球団は「多くのファンの方々に迷惑を掛け業務を妨害する行為は許されるべきものではない」とカンカンだ。

実際、他のファンに「迷惑」はどの程度かかったのか。京セラドームの席数は3万6220席。オリックスは最下位が既に確定していたが、28日ソフトバンク戦の観衆は2万3008人。29日は2万7720人。空席が28日は1万3000席、29日は8400席あり、柴村容疑者のせいで2日間に渡ってそれぞれ900席を販売できなかったとしても、埋まらなかったことには変わりない。

例えば、民事上の措置として損害賠償請求訴訟を起こすとすれば、裁判では柴村容疑者のせいでチケットが買えなかったり、席が埋まらなかったりしたことを立証しなければならないが、これでは「損害額」を確定するのは難しい。

許しがたい犯罪であるのは確かだが、もともと売れていないチケット代を請求する訳にもいかないだろう。

文・写真/BBNEWS編集部

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