迷采配合戦はオリックスに軍配、与田監督は声荒げる

オリックス 中日

◆オリックス6-5中日◆
両軍ともに疑問符が付く采配で失点を重ねた対戦はオリックスがサヨナラ勝ちし、3タテを逃れた。

中盤までは荒西・山井の両先発の好投で締まった好ゲームだったが、先にやらかしたのはオリックス・西村監督だ。これまで度々申告敬遠で痛い目にあっている西村監督だが、七回表一死二、三塁の場面で大島を敬遠。高橋周平の内野ゴロで1点を先制され二死二、三塁とされると今度はビシエドを敬遠し、福田に2点適時打を浴びた。

ところがその裏、ロメロにソロ本塁打を浴びると、与田監督は6回0/3を2安打1失点の山井を79球で降板させた。代わった岡田が一死後に連打と死球、3番手の祖父江も暴投後に犠飛を浴び、試合は振り出しに戻った。

そして九回表、西村監督は二死二塁からまたしてもビシエドを敬遠。福田との勝負を選んだが、センターオーバーの二塁打を浴びて致命的と思われた2点を奪われた。

だが、これで終わらない。九回裏、中日は3連投となる守護神マルティネスをマウンドへ。マルティネスは疲れのせいか制球が定まらず、2安打と2四球などで同点に追いつかれる。二死二、三塁から七回に本塁打を放っているロメロを迎え、満塁策も考えられたが与田監督は押し出しを恐れたのかロメロ勝負を選択し、サヨナラ打を浴びた。

試合後、山井の交代について問われた与田監督は「それは私が決めること。監督じゃないでしょ?」と声を荒げた。一方の西村監督は「いろんなミスはありましたけど、最後はこう言う形で勝てたので良かった」とニコニコ顔。セ・リーグ5位とパ・リーグ6位の対戦は、“らしい”接戦の末、オリックスが笑った。

関連記事