15日から球場で販売する弁当に限ってスタンドでの食事を解禁した台湾プロ野球だが、16日の試合で主催者が用意した弁当が少なすぎ、ファンが不満を爆発させた。
この日、台南で行われた統一ライオンズ-中信ブラザーズ戦には、週末ということもあって前日より約350人多い1318人の観客が訪れた。ところが、主催者が用意した弁当は前日と同じ200個のみ。当然ながら前日より売れ行きは良く、二回表の時点で売り切れてしまったという。
この日の試合開始時間は午後5時。6時前には売り切れてしまった訳だが、この状況にスタンドにいるファンが巨大インターネット掲示板に「遠くから来たら外野の弁当はもう売り切れ。内野に行っても売り切れ。ただ腹を減らしたまま野球を見るしかない」と不満をぶちまけた。この投稿に多くの野球ファンが「台南ならあり得る」「統一ならそんなもんだ」「干し豆腐ならまだ売ってる!」「早く外で食って戻れ」などと反応。たちまち人気スレッドとなった。
中には「これが外野の最後の弁当」と、空の弁当箱の写真を添えた嫌がらせのような投稿も。
統一ライオンズが本拠とする台南球場は他球場に比べ観客動員数が目立って低いが、その原因はファンサービスということか。
文/BBNEWS編集部 写真/台湾PTTより