8日から観客を入れて開催する台湾プロ野球(CPBL)だが、球場での食事はNGとなった。
台湾政府の「中央感染症指揮センター(中央流行疫情指揮中心)」が7日、教育部を通じてCPBLに通達した。
通達によると、球場内での飲食物の販売は停止し、観客の持ち込みは食べ物については禁止。スタンドでは薬を飲んだり水分補給をすることは認められるが、飲み終わったらすぐにマスクをすることが義務付けられた。
8日に“有観客開幕戦”を主催する富邦ガーディアンズは、観客の入場許可を受け、台北シェラトンホテルなどと協力して様々な美食をファンに提供する予定だったが、“幻”に終わった。
とはいえ、多少の不自由はあっても生観戦の魅力は捨てがたいのか、年間シート購入者やファンクラブ会員限定で発売された8日のチケットは1日で4分の3が売れたという。残る250枚のチケットは当日に販売されるが、一般ファンが殺到しての「秒殺」が予想されている。
文/BBNEWS編集部 写真/instagramより