西武・多和田が自律神経失調症に 過去に発症した選手たち

西武 プロ野球

西武・多和田真三郎(26)が自律神経失調症のために「契約保留選手」となった。昨季の最多勝投手の復帰はいつになるのか気になるところだが、過去に同じ病に苦しんだ野球選手の事例を見てみよう。

これまでに自律神経失調症であることが公表された選手は、元阪神・近鉄・楽天の山村宏樹、元ソフトバンクの川崎宗則、ソフトバンク中村晃だ。

▼山村宏樹
1994年ドラフト1位で阪神に入団。97年に一軍デビューし、98年には初勝利を挙げたが、99年の開幕前に自律神経失調症と診断された。チームメイトからの嫌がらせが原因とも伝えられたが、球団は否定し、そのオフに戦力外通告した。翌年、近鉄にテスト入団してローテーション入り。復活を果たす。

▼川崎宗則
2017年にMLBからソフトバンクに復帰するも、「両足のアキレス腱痛」などのため42試合の出場にとどまる。翌18年の開幕直前に「昨年より怪我に加えて自律神経系の病気にもなっており、身体を動かすことを拒絶するようになってしまった」と発表して自由契約に。2019年7月に選手権コーチとして台湾の味全ドラゴンズと契約するも、一軍の公式戦には出場しなかった。


▼中村晃
2019年の開幕直前に自律神経失調症と診断されたことを公表。5月に一軍に復帰、44試合で打率.245、3本塁打11打点の成績を残した。

復帰までの期間は2か月~1年余りとまちまちだが、最短で復帰した中村も、前年までの成績と比べると本調子とは言い難い数字に終わった。

西武は「グラウンドに立って練習ができるようになれば」契約する方針だが、多和田は現在「復帰の見通しがたっていない」状態という。来季中の復帰が可能な7月31日までに登録できる状態に戻れるのか、微妙なところだ。

ただ、多和田はまだ26歳。台湾でプレーする川崎を含め、本稿で挙げた3人とも選手として復帰している。まずは復帰を焦らず、じっくり快復に向かうのを待ってもらいたい。

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