西武・十亀剣は残留へーFA戦士の動向⑨

西武 特集企画・連載 ストーブリーグ

西武は2年続けてリーグ防御率が最下位ながら、強力打線が牽引してリーグ連覇を達成した。ただ、クライマックスシリーズではソフトバンクに敗れ、改めて投手陣を整備する必要性を思い知らされた。

サイドハンドから150キロ近いストレートを投げ、変化球との緩急を活かして凡打を誘う。好調時の十亀剣の投球スタイルだ。

通算51勝を挙げている十亀を、球団はシーズンを通して先発ローテーションを守れる貴重な戦力として評価。3年総額3億円程度の条件を提示して、残留を要請してきた。

ヤクルトが獲得に向けた調査を行なっているという情報もあり、十亀自身はFA権を行使するか悩んできた。2度の残留交渉を行い、渡辺久信GMは「宣言残留」を認める方針を示している。

秋季練習が行われた28日に、「自分の中ではある程度決めた」と十亀は発言。残留を表明する見通しだ。パ・リーグ3連覇と日本一へ。十亀の残留が、西武の今オフ最初の「補強」となる。

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