◆西武―オリックス◆
西武の新助っ人左腕・ダーモディが来日初先発し、5回89球を投げて5安打3四球無失点。0-0のまま降板した。
196センチの長身左腕は大粒の汗を流しながら、最速148ロの直球とチェンジアップを中心に、スライダー、カーブを織り交ぜた。降板後は「今日は何よりも日本のファンの前で投げる機会をもらい、興奮したよ。二回までは硬さがあったけれど、それ以降はいい感覚になっていったかな。（次戦は）先発として投げるのであれば最後まで投げ切るというつもりで挑みたい」とコメントした。
入団記者会見で強みについて、「どんどんストライクを投げ込んでいくところで、四球もほとんど出さないのでコントロールには自信がある」「どんどんボールを打たせて、野手のことを信頼して投げていく。三振も取れていけたら自分にとってすごく助けになる」と語っていた。3四球は与えたが、テンポ良く試合は作った。
西口コーチは「初登板でどのような投球をしてくれるか楽しみにしていました。全体的にはよく投げてくれている。球も低めに集まってきました」と評価した。
19年のチーム最多勝投手、ニールが二軍で防御率11.74と不調に苦しんでいる他、浜屋が二軍落ちしており、先発左腕は不在。ローテーションに定着したい。
文/BBNEWS編集部 写真/西武HPより
◆ダーモディ
背番号 98
フルネーム マット・ダーモディ
出身校 アイオワ大
誕生日 1990年7月4日
年齢 30
身長 196
体重 102
所属履歴 ノーウォーク高―アイオワ大―ブルージェイズ―米独立リーグ―カブス
キャリア 1年
投打 左右
年俸 6000万円
家族 既婚