◆日本ハム2-3阪神◆
札幌ドームの球速表示に、スタンドがざわついた。
七回に登板した藤浪の3球目、場内のスピード表示は「168」を記録。近藤のファウルボールを誤って計測したとみられるが、球場内は大きくどよめいた。
この試合では、日本ハムの先発・上沢の投球も「155」と表示されるなど、球速表示は「大荒れ」。
ちなみに藤浪の自己最速は162、上沢は151で、表示が正しければ2人とも大幅更新となる。
九回に登板した阪神・スアレスは自己最速を1キロ更新する「163」を出したが、その信憑性に疑問符がつく格好となった。
2016年に日本ハムの大谷（現・エンゼルス）が日本人投手最速・165キロを計測したのも札幌ドーム。位置などによりスピードガンの誤差はつきものだが、偉大な記録の信頼性を揺るがしかねない大甘表示は改めていただきたい。
文・写真/BBNEWS編集部