藤浪ら会見“コロナ合コン”詳細はアンタッチャブル?

NPB(プロ野球) スポーツ 阪神

新型コロナウイルスに感染、入院した阪神の藤浪晋太郎、伊藤隼太、長坂拳弥の3選手が23日、退院後2週間の「自主隔離」期間を終えて記者会見を開き、感染のきっかけとなったとみられる3月14日の“食事会”について「軽率だった」「参加しない方が良かった」などと謝罪した。ただ、代表取材形式で行われた会見では、“食事会”の詳細を質す質問は無く、参加人数すら説明されなかった。

この“食事会”について各選手はどう語ったか。伊藤が「知人の方にお誘いいただいたんですけど、その時に自分自身もそんなに深く考えずに参加してしまった」、藤浪は「チームとして禁止とは言われていなかったですけど、自分の中で“まさか自分がと”。そういう認識があまりなかった。その辺りは軽率だった」、長坂は「複数人が集まる会食というのは分かっていたので、そこは参加はしない方が良かった。軽率だった」とそれぞれ語った。

だが、いずれもその会に合計何人が参加し、何が行われたかについては一切語らず、その点を追及する質問もなかった。

問題の3月14日の“食事会”については、大阪・梅田駅近くにあるタワーマンションのタニマチ宅で、選手7人、ホスト側5人の12人が参加したほか、複数の女性が入れ代わり立ち代わり訪れたと言われているが、球団は「13人以上」と渋々認めたものの、それ以上の説明はしようとしていない。解説者の金村義明氏は「女20人いた」と暴露した上で「なにする?みんなお茶立てて距離取って会話だけする?しないわなあ」と、かなりの“濃厚接触”があったと推測している。

代表取材形式では、主催者側が事前に質問内容を「検閲」していることが多いが、今回はまさにそのケースだろう。藤浪は「今後、野球のプレーで取り返すしかないと思いますし、しっかりプレーでみなさんに恩返しできるように、一所懸命、野球を頑張っていきたいと思います」と殊勝な決意を示したが、ファンの信頼を取り戻すにはプレーの前にやるべきことがあるのではないだろうか。

文・写真/BBNEWS編集部

関連記事