◆ヤクルト2-2阪神◆
阪神のドラフト1位・佐藤輝明（近大）が、走塁で痛いミスを犯した。
1点リードの七回、先頭で打席に立って中前打で出塁。矢野監督は勝負どころと見て梅野に送りバントを命じ、佐藤輝は二塁へ。次の中野が三振に倒れると、6回1失点と好投していた青柳に代打・糸井を送った。
その糸井の打席で、ヤクルト2番手・今野が初球を投げる前に二塁に牽制すると、佐藤輝は虚を突かれたのか帰塁が遅れてアウトに。佐藤輝が「尊敬している」と語る近大の先輩・糸井は1球も見ることなくチェンジとなり、打席で呆然とした。
試合後、矢野監督はこの場面について「流れの中であそこでアウトになるというのは良くない」としつつも、「相手もすごくうまかったし。気を抜いたということでもない。そういうこともあるっていう、いろいろ、どのピッチャーがどれぐらいのことをしてくるのか。そういうものを経験にして、次からどうするかっていうことの方が大事。仕方がない」と庇った。
大山が「背中の張り」で離脱することになり、佐藤輝は「四番・三塁」での起用が濃厚だ。チームの顔として凡ミスは減らしていきたい。
文・写真/BBNEWS編集部
◆佐藤輝明
背番号 8
カナ サトウ・テルアキ
出身校 近大
誕生日 1999年3月13日
年齢 22
血液型 B
身長 187
体重 94
所属履歴 仁川学院―近大
キャリア 1年
投打 右左
ドラフト年度 20
ドラフト順位 1
年俸 1600万円
契約金 1億円
家族 独身