矢野監督「絶対やってないわボケアホォ!」村上・高津にブチギレ口論【総集編】

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◆ヤクルト1-5阪神◆
阪神・矢野監督がまた神宮でブチギレ。五回表の攻撃中にヤクルト・高津監督と激しい口論となり、試合が数分間にわたり中断した。20年9月の試合中、審判に怒鳴り散らして以来だ。
・阪神・矢野監督「何で今やらなあかんねん!」スパイ疑惑にブチギレ中断②

この日は二死一、二塁の場面。三塁手の村上がグラブを突き出し、ヤクルトベンチにアピールした。二走・近本が左手を伸ばし、打者・佐藤輝へ投球コースを教えているように見えたため、村上が「サイン盗み」を訴えた。

主な登場人物を見ると、矢野監督と高津監督は1968年生まれの同学年で、52歳。井上コーチは71年生まれの50歳。ヤクルトの村上は21歳だ。

口論の口火を切ったのは矢野監督。村上に激怒し、これに高津監督が言い返した。さらに村上がグラブを外して阪神ベンチへ近づいた。その際、21歳の村上が矢野監督に対して言い返したのも火に油を注いだ。

矢野監督は「絶対やってないわボケアホォ!」「やらないって!」「やらへんわボケ」「絶対やってへんからな!」と村上に怒鳴り続けた。

加勢したのはマスクを下げた井上ヘッドコーチ。「ごちゃごちゃ言うな」「絶対やってへん」と叫んだ。

村上は不満げに「そっちが動くからいけないんでしょ」「怪しいことしないで下さい」などと反論した。

上司の高津監督は阪神ベンチに「だったら動くな!」「動くなゴラァ」と応戦。

森岡コーチもマスクを下げて阪神ベンチを睨みつけた。

球審・名幸ら審判団が「紛らわしいことはやめてください」とその場を収めた。矢野監督は、「いつもやる動き、悪意はない」。高津監督は「わかってるけど、怪しかったから指摘しただけ」と返した。

矢野監督は試合後、サイン盗みを否定した。
「二塁走者の近本が動いているっていうのが、向こうが何かサイン送っているとか、なにかこう勘違いして、向こうから言ってきたことなんだけど。俺はこれは現役時代からそうやけど、今は監督でもそうやし、1回も自分自身やったことないし。俺がもしやっているんであれば、どんな責任でも処分でも受けるし。俺は正々堂々と戦って勝てることがほんとにうれしいし。そんな、もしズルをしてね、オレが勝ったとして、優勝したとして、オレはそれで喜べないし、胸張って勝ったとは言えない。オレは一番そういう野球はしたくないと思っているから」


一方で、誤解を招く点があったと認めた。
「向こう側からすると結局、近本がちょっと動いているのが、そういうふうに勘違いされるというのも、相手側から見たら。オレは近本を見ていなかったからね。周りのコーチに聞いたら、そういうふうにも思われる部分もあったんじゃないかというのは、あったみたい。だから冷静になって思うと、ヤクルト側がそうやって言ってくるということに対しても、こっちはやっていない。もちろん、今言った通りなんだけど、向こう側からすれば、そういうふうに見えた部分もあったんじゃないかなっていうのもコーチ陣の話では確認できたので」

矢野監督は近本の動きを見ていないのに、村上に怒鳴り散らしていた訳である。

高津監督は「すみません、話はしました」と述べるにとどめた。

文・写真/BBNEWS編集部

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