◆阪神1-8巨人◆
阪神が首位攻防戦の第2Rで大敗した。
先発・伊藤将は初回に2安打4四死球と味方のエラーで一挙4点を失う大荒れの立ち上がり。三回にはウィーラー、四回には坂本にソロを浴び、4回6失点と試合を作れなかった。
打線は前回対戦で攻略したメルセデスに苦戦。サンズの16号ソロによる1点で終わった。
矢野監督は「立ち上がりでね。ちょっと一気に4点っていうのが重たかったですし、その後も点を取られてしまったんで、流れをこっちに持ってくることが出来なかった」と振り返った。
これで巨人との差は再び2.5ゲームと縮まり、前半戦での首位確定は11日以降に先延ばしとなった。さらに巨人との対戦成績も7勝7敗の五分に。
ただ、指揮官は巨人戦については「去年のチャンピオンチームでもありますし、ボクらはジャイアンツを意識して戦うチームでもありますし、そこは意識していきますけど、ジャイアンツだけを意識して戦うわけにもいかないんで、いい意味でモチベーションにして、その他にチームにも全力で戦っていきます」と語るにとどめた。
文・写真/BBNEWS編集部