◆阪神2-4巨人◆
CSファーストステージでの敗退が決まった阪神・矢野監督が今季を総括した。
試合後のインタビューで手応えを語った。
「全体のチーム力は上がってきている部分があると思うし、そこにルーキーが加わって、競争に入ってきてくれたからこそ全体として上がった。走塁面でもどこにも負けないような走りをした自信はある」
「その都度、目一杯っていうのは選手もやってくれたと思っているし、そういうのはどこにも負けてないっていうのは、みんな本当によくやってくれている」
一方、救援投手陣と守備の2つを課題に挙げた。
「投手はすごく頑張ってくれているんだけど、まだ競ったところでもうちょっと頑張れる、レベルを上げていくというのは必要」
「今日の試合でもそうだったけど、結果的に、ミス、エラーが点になっている。これも、もっともっと上手くならないと、もっと上手くなれることで、もう一つ上にいける可能性は上がる」と
自身の采配も反省した。
「あとはまあオレ自身の成長というか、それももちろん、これがこんだけの差だったんでね、それはしていかないとダメかな」
その上で、「悔しさは大きいですけど、前向いてやっていく、その姿をこれからも皆さんに見せていきます」と来季の巻き返しを誓った。
3年契約3年目の矢野監督に対しては、藤原オーナー兼球団社長が9月に来季の続投を要請済み。矢野監督はシーズン終了後に返答することにしていた。
文・写真/BBNEWS編集部