◆ヤクルト2-1阪神◆
阪神・矢野監督は試合後、八回に審判団と口論になったことについて「誤解」と説明した。
試合後の会見の中で「誤解というか、記者の人がチカ(近本)に声かけて、ビデオ判定のときに『セーフなんじゃない?』とかというのを、なんかチカが一樹(井上打撃コーチ)に『セーフっぽいですよ』というのをやっていたのを、審判の人が外部からの情報の伝達みたいなことを言うから」と説明した。
続けて「そんなん、するわけないし。俺の意見としてはね。審判の人も気分よくないわな。そら、オレらはテレビ見てないから。それがもしあったとしたら、外部の情報の伝達って、そんなことで試合の中で影響ないと思うのよね。それなら試合後に誰がどうやっていたとか。わざわざ止めてまで、あそこで『試合を止めてまでせなあかんことですか』と言って。それやったら試合終わった後に『何していたんですか? 外部の情報になりますよ、どの記者がやっていたんですか?』というのを後からオレはやればいいと思うんだけど」「向こうも感情があるからさ。審判の人もやっぱり自分らが判定する前にそういうこと言われると、気分も良くないだろうし。向こうの気持ちもオレは理解しているんだよ。理解しているんだけど、こちら側のことでは、それが何か試合に影響するような外部の情報でもないし、何かオレらがズルをすることなんかないわけよ。そういうふうに言われているような感じがするから」とまくし立てた。
ただ、「まあでも最後はちゃんとそれを説明したし、向こうもそれを理解して、お互い分かったということなんでね。リクエストした時点で、審判にゆだねるというか、そこで任せているわけなんでね。まあまあ最後はちゃんと何というのかな。お互いの気持ちが理解できた中で、できたかなと。審判の人の気持ちも分かったし、俺らの気持ちも分かってくれたから良かったんじゃないかな」と最後は円満解決した事を強調した。
文・写真/BBNEWS編集部