矢野監督、今度は2試合連続タイムリーの木浪に苦言

ニュース 阪神 中日

◆阪神5-2中日◆
阪神が西の投打にわたる活躍などによって連敗を4でストップした。が、試合後にはまたしても矢野監督が不可解な新人いじりを行った。

この日、結果的に決勝点となった3点目を奪うタイムリーを放った木浪について問われると「今日も1本で終わってるんでね。やっぱりもう一本というね。1本でいいと思っているようではレギュラーは取れないんで。やっぱり2本、3本というのをこちらは期待したい」と厳しい顔で注文を付けたのだ。これを“期待が高いゆえの厳しさ”と報じる向きもあるが、果たしてそうなのか。矢野監督は前日にも本塁打を放った近本に「本塁打を打てるに越したことはないが、相手にとって嫌なのは塁に出ること」と不満を示している。

木浪に対する“厳しい”発言を聞いても、「阪神打線の中で連日マルチ安打を打っている打者がどこにいるの?」「この日も無安打だった鳥谷や糸原はスタメン落ち?」という疑問しか浮かんでこない。開幕オーダーに抜擢しながら我慢ができず、早々にスタメンから外してしまった新人2人に対して素直に褒められなくなっているのではないかと勘繰りたくもなる、連夜の発言だ。

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