申告敬遠多用のオリックス、この日に限って…

ソフトバンク オリックス コラム

◆ソフトバンク3-0オリックス◆
オリックスは先発山本が8回1安打と好投したが、打線が援護出来ずにサヨナラ負け。申告敬遠を多用してきた西村監督がこの日は珍しく勝負を選んだが、実を結ばなかった。

24日まで、オリックスの申告敬遠は6回。0回の楽天を除く4チームの2回を引き離して最多だ。最も申告敬遠を多用してきた西村監督だったが、12日までに3回のサヨナラ負けがあり、その全てに西村監督が指示した申告敬遠が関わっていた。

だが、この日は違った。十回、二連打で無死一、三塁となり、明石を打席に迎えたところで高山投手コーチがマウンドへ。満塁策を取るかと思われたが、指示は勝負。一走内川は初球に二塁へ進み二、三塁となるも、そのまま勝負。明石にサヨナラの3ランを浴びた。

1点入ればサヨナラの場面。満塁策を取れば押し出しもあり得るため、一、三塁よりはリスクは大きい。だが、二、三塁となった時点での申告敬遠は、今までの西村監督ならセオリーだった。申告敬遠が敗戦に結びつくケースが多く自重したのかと勘繰りたくなる采配だった。

それにしても、オリックスは山本を援護出来ないケースが目立つ。3日のソフトバンク戦でも9回1安打無失点で援護なし。この日と合わせて17回2安打無失点にも関わらず、ホームが遠い。

五回の攻撃前には円陣を組み、2安打で一死一、二塁とするも後続が凡退。八回は先頭の中川が二塁打で出るも、犠打を失敗して三塁封殺で一死一塁。なおも得点への執念を見せて犠打で二死二塁とするも、大城が凡退した。九回も先頭の西野がバント安打で出て、犠打で一死二塁としたが、吉田正が申告敬遠され、後続が凡退した。

動いても好機はモノにできず、敬遠を避けて勝負すればサヨナラ被弾。西村監督の心中やいかに。

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