申告敬遠は球界最多・盗塁は最少、DeNA・ラミレス監督の謎采配

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◆DeNA10-4巨人◆
七回、二死走者無しで巨人・原監督は申告敬遠を選択し、乙坂が出塁したが、盗塁に失敗し、チェンジとなった。

乙坂は三回に盗塁を決めたが、これは今季チームで38個目。一方で盗塁死は24回に及ぶ。

DeNAの盗塁数は12球団最少、成功率は12球団ワーストである。機動力は球界最低と言って差し支えないが、ラミレス監督は盗塁死のリスクを嫌がっているのか。

もう少し盗塁への意識を高めて成功率を上げ、企図数も多少は増やすべきだ。改めて言うまでもないだろうが、盗塁を決められなくとも、走るそぶりを見せられるだけで、投手には重圧となる。

10日に登板した巨人のクックなどはクイックを不得手としており、それもあって二軍落ちしていた程である。だが、10日の試合では揺さぶる場面もなく四回途中まで1点に抑えられた。

現役時代スラッガーだったラミレス監督が、そうした投手心理に敏感ではないと思われる理由はもう一つある。大量失点のリスクを伴う申告敬遠を乱発している点だ。

ここまで57回の申告敬遠は12球団ダントツの最多。2位のほぼ倍、下位3チームの3倍である。

申告敬遠で守りやすくなるケースも勿論あるし、ほとんどの場合、野手より投手と勝負した方が被打率は低くなるだろう。

一方で、投手にしてみれば、申告敬遠で走者を溜めるより、勝負する方が大量失点には繋がるリスクは少ない。また、満塁策を取れば、押し出しを避けるためにストライクゾーンで勝負するしかなくなる。

足で相手チームにプレッシャーをかけることは少なく、味方投手には申告敬遠でプレッシャーをかける。矛盾に満ちたラミレス采配はポストシーズンでも続くのだろうか。

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