楽天・美馬学投手が国内FA権を行使すると表明した。右の先発が不足している球団が獲得に名乗りを挙げそうだが、本命はロッテだ。美馬と井口監督が同じマネジメント事務所「PAMS」に所属しているためだ。
PAMSがマネジメントしている選手は、他にロッテ・清田育宏、阪神を退団する鳥谷敬らがいる。鳥谷は事務所の同僚、かつ井口監督の元自主トレ仲間でもあることから、同様にロッテへの移籍が本命視されている。
33歳の美馬はプロ9年間で通算51勝60敗。今季は8勝5敗、防御率4.01。 17年には自己最多となる11勝を挙げている。
因みに、井口監督は事務所仲間を大切にしている。27日にはPAMS所属のキックボクサー・小笠原瑛作選手と2ショット。
ロッテは鈴木大地と益田直也がFA宣言すると見られ、流出する可能性がある。美馬と鳥谷が加入したとしても、埋められる穴ではない。事務所仲間の獲得はさておき、選手会長と抑え投手の流出を防ぐ事が一番の“補強”だろう。