韓国プロ野球(KBO)は2021年シーズンについて、「4月末開幕」を軸に調整を進めている。
KBOは今季、新型コロナウイルスのために開幕が遅れたものの、NPBよりも1か月半早い5月5日に開幕、例年通りの日程を消化する予定だ。
来季については、沖縄や台湾、米国、豪州などで行ってきた海外キャンプの実施が困難と見られることから、全球団が国内キャンプを準備中。韓国の気候に合わせてキャンプスタートを3月とし、練習試合・オープン戦の期間を経て4月末開幕が有力となっているという。
ただ、これは東京五輪の中止が前提。昨秋のプレミア12準優勝で既に東京五輪の出場権を得ている韓国は、7月23日開幕予定の東京五輪が予定通り開催された場合は代表チームを編成するために2週間程度シーズンを中断しなければならず、日程がギリギリとなる。
KBOは秋夕(チュソク)の連休(9月30日~10月2日)明けに具体的な日程調整を行う方針だが、東京五輪中止前提の日程を組むのか、準備期間を短縮するのか、議論の行方が注目される。
文/BBNEWS編集部 写真/instagramより