村上2発、近本盗塁トップ浮上…セ新人王レース白熱

阪神 ヤクルト

セ・リーグの新人王争いが白熱している。ヤクルトの村上が10代の本塁打記録を更新する一方で、阪神の近本はセ・リーグ新人最多安打の更新と盗塁王を射程内に入れている。残念ながら優勝争いからは早々に脱落した両チームだが、この戦いは最後まで楽しめそうだ。

ヤクルトの村上は16日、広島戦で34号、35号を放ち、自ら持つ10代の最多本塁打を更新した。本塁打・打点のタイトル争いではDeNAのソトに5本、6打点の差を付けられているが、両方とも10代としては堂々のNPB記録を更新中だ。本塁打で清原和博(西武)、打点では中西太(西鉄)といったレジェンドたちの記録を上回っていることも強調材料だ。

一方、阪神の近本も16日の巨人戦で2安打2盗塁を決めた。これで今シーズンの安打は150となり、2017年の京田を抜いて歴代5位に浮上、1958年の長嶋茂雄(巨人)のセ・リーグ記録まであと3。61年ぶりに更新する可能性が大きい。盗塁数もこの日の2盗塁で33とし、リーグトップの山田と並ぶ首位に浮上した。

方や清原・中西越え、方や長嶋越えと、いずれもインパクトのある記録だが、派手さで言えば村上が優位か。だが、近本が盗塁王のタイトルを獲れば、在阪記者の多くは近本に投票することも予想される。同じ物差しでは測れない全く違うタイプの2人の争いなだけに、投票する記者も悩ましいところだろう。

関連記事