◆ヤクルト4-2阪神◆
ヤクルトが19歳村上の9号2ラン、20歳梅野のプロ初セーブなどで阪神を下した。
高卒2年目の村上は四回無死一塁の場面で打席に立ち、外角低めの変化球をきれいに流してレフトスタンドまで運んだ。これで本塁打数はバレンティン(8本)を抜き、チームトップに立った。
一方、2点リードで九回のマウンドに立ったのは高卒3年目の梅野。守護神・石山が「上半身のコンディション不良」でこの日、登録を抹消されたため、大役が回ってきたが、無安打無失点に抑えてプロ入り初めてのセーブをあげた。
2人とも、日本代表の稲葉監督がメキシコとの強化試合に召集した。村上は三塁の守備で六回にタイムリーエラー、梅野も二死から簡単にマルテに四球を与えるなどそれぞれ課題はあるものの、ヤクルトにとっては将来に夢が膨らむ試合となった。