村上サインミス、拙攻…ミス連発①【侍サヨナラ発進】

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◆日本4-3ドミニカ共和国◆
ドミニカのミスに付け込んで逆転サヨナラ勝ちを決めた侍ジャパンだが、攻撃面ではミスが目立つ試合だった。

まずは2点を追う九回裏。村上の右前適時打で1点差とし、なおも一死一、三塁の場面で稲葉監督が動き、三走・近藤に代走・源田が送られた。打者・甲斐は初球をバントの構えで空振り。一走・村上も三走・源田もスタートは切っていなかった。

稲葉監督は試合後「スクイズか偽装スクイズか。あそこはどうしても同点に追いつきたかったので、(初球は)偽装スクイズというサインでやってもらいました」と明かした。偽装スクイズならば一走・村上がスタートを切っていなければならない場面。村上が見落としたのか、伝達側のミスか、とにかくサインが伝わっていなかったため、1ストライクを取られただけに終わった。

結局、2球目に甲斐がスクイズを決め、山田・坂本の連打で見事な逆転サヨナラ勝ちを収めたが、短期決戦でのサインミスは致命傷になりかねない。

その他にも、無死二、三塁から村上の内野ゴロによる1点で終わった七回の攻撃や、八回無死一塁でクイックが苦手と思える投手に足を使わずに坂本に送りバントを命じた采配など、負けていれば問題視されたであろう場面が少なくなかった。


金子ヘッドコーチは試合後、こう振り返った。
「タイブレークになった時の守備のことも考えると、もともと選手はこういう人数ですから、七回とかの勝負どころで先にいったとしたら、結果論ですけど九回にそういういろんなことができなかった。そこは、結果的にうまくいった」
「あのまま終わっていたら、七回のところで近藤の代打がなかったとか議論されると思うんですけど、それは全て最後の攻撃の選手たちが正解にしてくれた」。

ただ、七、八回の好機をモノに出来ていれば九回の攻撃は必要がなかった。今後の試合を見据えれば、この日のように終盤に繰り返しチャンスに恵まれるとは限らない。

決めるべきところで決めるためにも、首脳陣の決断力が求められる。

文・写真/BBNEWS編集部

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