◆広島2-6ヤクルト◆
ヤクルトの若き四番・村上宗隆が20号の満塁弾を放ち、チームを14カードぶりの勝ち越しに導いた。高卒2年目の20号到達は、1994年の松井秀喜(巨人)以来。
「四番・一塁」でスタメン出場した村上は、初回一死一、二塁の第1打席で中前に先制適時打、五回二死満塁の第3打席で初の満塁本塁打を右翼席に叩き込んだ。
村上は本塁打については「何とかもう1点取りたいと思って打席に入りました。これまでチームに迷惑をかけてきて、バッティングでもチャンスに打てずに来ていた。今日は何とか打ちたいと思って臨んでいたので、結果が出たのは良かった」とコメントした。一方で、松井氏に並んだことについては「そこに肩を並べるほどの実力じゃないので、これからもっともっと練習して頑張りたいと思います」と控えめだった。
松井氏以降の主な高卒左打者の2年目の成績は以下の通りだ。
選手(チーム) | 年 | 試合数 | 打席 | 安打 | 打率 | 本塁打 | 打点 | 三振 |
村上宗隆(ヤ) | 2019 | 78 | 317 | 63 | .230 | 20 | 61 | 98 |
森友哉(西) | 2015 | 138 | 531 | 136 | .287 | 17 | 68 | 143 |
筒香嘉智(De) | 2011 | 40 | 160 | 35 | .241 | 8 | 22 | 51 |
松井秀喜(巨) | 1994 | 130 | 569 | 148 | .294 | 20 | 66 | 101 |