昨季最多勝の多和田がまた背信、二軍落ちも?

西武 日ハム

◆西武7-5日本ハム◆
昨季最多勝の西武・多和田の状態が深刻だ。

二回までに5点の援護をもらったが、四回二死から中田に死球を与えると、中田が激怒。多和田は動揺したのか、これをきっかけに安打と四球で満塁とし、三連打で同点とされ、ここでKO。

試合後の辻発彦監督は「去年最多勝の投手が、当てたから(インコースには)投げられない、ではね。戦っているわけだから。そこが一番問題じゃないか」とバッサリ。「交流戦で連戦が続くが、いける投手がいないわけではない。もやもやするところがあるなら、10日間ということもある。投手コーチと相談します」と二軍落ちを示唆した。

多和田は9試合で1勝3敗、防御率は5点台。4月12日以来、6試合も白星がない。西武は得点がリーグ一位だが、チーム防御率はリーグワーストと、完全な「打高投低」。先発陣も充実している訳ではないが、多和田はエースと呼ぶに相応しい投球内容ではなく、再調整は不可避だろう。首位ソフトバンクとゲーム差となった西武だが、手放しで喜べる状況ではない。

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